日野自が3日ぶり小反発、米訴訟和解で特別損失も下値余地の乏しさを意識
日野自動車<7205>は3日ぶりに小反発した。25日の取引終了後、同社及び米国子会社に対する訴訟を巡り、原告団と和解したことに伴い和解金額2億3750万ドル(約350億円)を24年3月期第2四半期(7~9月)決算で特別損失に計上すると発表した。同社株は安値圏での推移を続けているとあって、発表を受けて下値を探る姿勢は限られた。いったん悪材料出尽くしと受け止めた投資家の買いが株価の支えとなったようだ。
米国内で同社製エンジンを搭載した車両の購入者らから、過去の不正行為で損害を被ったとして、訴訟を提起されていた。日野自は業績に及ぼす影響については現在精査中とし、見通しがつき次第、速やかに開示するとした。なお同社は和解にあたり、「原告側の請求について訴状記載の事実を認めたということはない」としている。
出所:MINKABU PRESS
米国内で同社製エンジンを搭載した車両の購入者らから、過去の不正行為で損害を被ったとして、訴訟を提起されていた。日野自は業績に及ぼす影響については現在精査中とし、見通しがつき次第、速やかに開示するとした。なお同社は和解にあたり、「原告側の請求について訴状記載の事実を認めたということはない」としている。
出所:MINKABU PRESS