武田が4日続落、「アロフィセル」の治験で主要評価項目を達成できず失望感
武田薬品工業<4502>が4日続落した。18日、クローン病に伴う複雑痔瘻の治療に向けた「アロフィセル」の治験に関し、主要評価項目である24週後の複合寛解率を達成しなかったと発表した。今後、無形資産の減損損失を含め、23年度第2四半期(7~9月)における業績影響について精査していくとしており、失望売りを促したようだ。
なお同社はあわせてシャイアーが2014年10月にAbbVie社から受領した買収違約金の取り扱いに関し、アイルランド歳入庁と和解する契約を締結したと発表。武田は約630億円の税金費用を減額する。同社のコア業績に対する影響はないとしている。
出所:MINKABU PRESS
なお同社はあわせてシャイアーが2014年10月にAbbVie社から受領した買収違約金の取り扱いに関し、アイルランド歳入庁と和解する契約を締結したと発表。武田は約630億円の税金費用を減額する。同社のコア業績に対する影響はないとしている。
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