オープンドア---1Qは2ケタ増収・各利益は黒字化、コロナ感染者数の減少や新型コロナ5類移行などによる旅行需要が回復
オープンドア<3926>は4日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比47.9%増の6.52億円、営業利益が0.14億円(前年同期は0.49億円の損失)、経常利益が0.20億円(同0.34億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が895千円(同0.35億円の損失)となった。
海外旅行市場に関しては、業務渡航と一部方面のレジャー旅行の回復が見受けられたが、世界的な物価上昇や円安による旅行費用の高騰等の影響が続いたこともあり、緩やかな回復ペースで推移した。また、国内旅行市場に関しては、新型コロナの新規感染者数の減少や新型コロナ5類移行などに伴う社会的な制約の軽減により、総じて回復基調を維持する形で推移した。このような状況のもと、同社の旅行関連事業においては将来の旅行需要の回復期に向け、引き続きユーザー利便性向上のためのシステム開発を進めてきた。
2024年3月期通期の連結業績予想については、旅行市場における不確実な要素が多く、現段階において合理的に算定することが困難なことから未定としている。
《SO》
提供:フィスコ