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東京株式(大引け)=768円安、利食い急ぎで今年最大の下げ幅に

 2日の東京株式市場は利食い急ぎの動きが一気に強まり、日経平均株価は大幅に値を下げる展開となった。フシ目の3万3000円台を下回った。

 大引けの日経平均株価は前営業日比768円89銭安の3万2707円69銭と急反落。プライム市場の売買高概算は18億3485万株、売買代金概算は4兆4846億円。値上がり銘柄数は287、対して値下がり銘柄数は1503、変わらずは45銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日までとは打って変わって大きく下値を模索する展開に。前日の欧州株市場が総じて安かったほか、米国で金利上昇を背景にハイテク株が売られナスダック総合株価指数が下落したことなどが、投資家心理を冷やした。日経平均は前日までの2営業日で700円強の上昇をみせていたが、きょうはそれを一気に吐き出す格好となった。大手格付け会社による米国の長期外貨建て発行体の格下げも嫌気され、利益確定の売りを助長した。後場も日経平均は先物主導で下げ幅を広げ、終盤やや下げ渋ったものの終値で770円近い下落となり、今年最大の下げ幅となった。値下がり銘柄数は1500強に達し、プライム市場全体の82%にあたる銘柄が値を下げた。なお、売買代金はきょうも4兆円を大きく上回る活況ぶりだった。

 個別では、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>が安く、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体主力株が売られた。ソフトバンクグループ<9984>が下落、ファーストリテイリング<9983>も大きく下げた。三菱商事<8058>など総合商社も値を下げた。アウトソーシング<2427>、ゼンショーホールディングス<7550>が急落、ぐるなび<2440>、新明和工業<7224>なども大幅安となった。野村ホールディングス<8604>の下げも目立つ。

 半面、売買代金トップとなったトヨタ自動車<7203>が高く、キーエンス<6861>も値を上げた。コマツ<6301>も頑強な値動き。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が一時値幅制限いっぱいに買われる人気となったほか、JVCケンウッド<6632>はストップ高で引けた。エンプラス<6961>、山崎製パン<2212>、伊藤忠テクノソリューションズ<4739>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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