ニフコが後場一段高、今期最終は一転最高益更新の見通しで株価刺激
ニフコ<7988>が後場一段高。この日の午後1時に24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しは212億円から235億円(前期比11.0%増)に上方修正し、減益予想から一転して過去最高益を更新する見込みとなった。株価は朝方から好決算への期待から堅調に推移し、後場に入ると目先の利益確定目的の売りが膨らみ伸び悩んだが、上方修正の発表が株価の刺激材料となったようだ。
売上高の見通しは3225億円から3430億円(同6.6%増)に見直した。国内外で合成樹脂成形品事業が好調に推移したほか、円安進行を背景に想定為替レートを修正し、業績予想に反映した。第1四半期の売上高は前年同期比21.1%増の879億7700万円、最終利益が同21.1%増の97億2800万円だった。自動車生産の持ち直しが合成樹脂成形品事業の収益を押し上げたほか、減価償却費や固定費の増加を抑制したことも奏功した。
出所:MINKABU PRESS
売上高の見通しは3225億円から3430億円(同6.6%増)に見直した。国内外で合成樹脂成形品事業が好調に推移したほか、円安進行を背景に想定為替レートを修正し、業績予想に反映した。第1四半期の売上高は前年同期比21.1%増の879億7700万円、最終利益が同21.1%増の97億2800万円だった。自動車生産の持ち直しが合成樹脂成形品事業の収益を押し上げたほか、減価償却費や固定費の増加を抑制したことも奏功した。
出所:MINKABU PRESS