トヨタなど自動車株が堅調、一時1ドル144円台まで円安進み為替メリット期待
トヨタ自動車<7203>が5日移動平均線を足場に3日続伸となったほか、ホンダ<7267>、日産自動車<7201>など自動車株が総じて堅調な値動きをみせている。外国為替市場でドル買い・円売りの動きが強まっており、一時1ドル=144円台前半まで円安が進行したことで、輸出株の中でもとりわけ為替感応度の高い自動車セクターに追い風が意識されている。トヨタの24年3月期の想定為替レートは1ドル=125円で、実勢は設定値よりも19円程度も円安に振れていることから、為替メリットによる収益効果が期待される状況にある。
出所:MINKABU PRESS
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