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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4192 スパイダープラス

東証G
376円
前日比
-16
-4.08%
PTS
382.9円
18:05 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
4.50
時価総額 133億円
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<動意株・16日>(前引け)=Fスターズ、さくらネット、スパイダー

 フィックスターズ<3687>=大幅高で1500円台に駆け上がる。顧客企業のソフトウェアを高速化させる技術で群を抜く競争力を誇る。富士通<6702>と協働するスーパーコンピューター分野での展開や、将来的に生成AI技術の成長ドライバーとして注目される量子コンピューター分野でも関連最右翼としてマーケットの視線を集めている。業績も絶好調で22年9月期営業利益は前の期比67%増益を達成、23年9月期も前期比23%増益の20億円と連続ピーク利益更新を見込むが、一段の上振れも視野に入る。きょうは、さくらインターネット<3778>がAI開発向けスパコン開発で経済産業省が資金支援するとの報道を受けて、大量の買い注文を集めストップ高人気となっており、同社株にもその連想が働き物色人気を助長している面もあるようだ。

 さくらインターネット<3778>=物色の矛先向かいストップ高カイ気配。世界的に生成AIの市場拡大が進むなか、国内でも国策として同分野のインフラ整備に注力する動きが出始めている。そうしたなか、経済産業省が国内での生成AI開発の基盤づくりに乗り出し、さくらネットが近く整備するスーパーコンピューターの経費の半額を補助すると日本経済新聞が報じており、これを材料視する買いが集中している。AI開発向けで国内最高の計算能力を持つとされ、さくらネットはクラウドを通じて生成AIの開発を手掛けるスタートアップなどにスパコンの計算能力を安価で提供するのを条件に、経産省から財政支援を受ける形で2024年以降にサービスを開始、日本の生成AIの開発力底上げにつなげると日経新聞は伝えている。市場では「(さくらネットは)クラウド関連でスパコン周辺企業との認識はあったが、ピンポイントで国策絡みの支援材料が出るというのは予想されていなかったので、それだけにサプライズが大きかった」(中堅証券ストラテジスト)という声が聞かれた。

 スパイダープラス<4192>=値を飛ばす。800円近辺のもみ合いを抜け年初来高値を更新。建築図面・現場管理者アプリを手掛け、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献する。15日取引終了後、同社が開発した「SPIDERPLUS PARTNER」に「ChatGPT」を組み込んだ人工知能(AI)支援機能の提供を開始することを発表、これを材料視する買いを誘導している。株式需給面では信用買い残の整理が進んでおり、その分上値が軽くなっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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