ニチダイ商い増勢のなか3日続伸、超低PBRで今期営業損益黒字化と増配を評価へ
ニチダイ<6467>が3日続伸と上値を慕う動き。一時約2カ月ぶりに400円台に乗せる場面もあった。足もとで売買高も増勢基調にあり注目度が増している。独立系の金型メーカーで精密鍛造金型に強みを持っている。PBRがわずか0.3倍台という低水準に放置されており、東証が低PBR企業に対し経営改善要請を出していることから関連銘柄が漸次動意含みで同社株もその流れに乗っている。そうしたなか、1日取引終了後に同社が発表した24年3月期の業績予想は営業損益が1億7000万円の黒字(前期は2億200万円の赤字)と回復色を強める見通しにあり、これが株価の刺激材料となっている。年間配当は前期実績に2円増配となる8円を計画しており、これも株高を後押ししている。
出所:MINKABU PRESS
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