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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米利上げ継続期待も利益確定売り


17日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め観測で、米金利高・ドル高の基調が続く見通し。ただ、1カ月ぶりの高値圏で、利益確定売りが一段の上昇を抑える可能性があろう。

前週末に発表された米小売売上高は予想外に弱く、消費低迷を反映。ただ、ミシガン大学消費者信頼感で予想インフレ率は上昇し、ウォラーFRB理事のタカ派方針を後押しする材料に。それらを受けドル買い優勢となり、ユーロ・ドルは1.0970ドル台に軟化、ドル・円は133円80銭台に浮上。週明けアジア市場もおおむねその流れが受け継がれ、ドル売りは後退した。ドル・円は134円台に値を切り上げる場面もあった。

この後の海外市場は引き続き米国の経済指標や銀行決算が注目される。5月開催の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ継続が見込まれ、ドル売りは縮小。今晩発表のNY連銀製造業景気指数はマイナスが続くものの、予想通り改善すればFRBの引き締め観測を後押ししそうだ。一方、有力企業の決算発表が本格化するなか、金融機関の業績悪化が示されれば金融政策への影響が警戒され、ドル・円は利益確定売りが強まるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・4月NY連銀製造業景気指数(予想:-18.0、3月:-24.6)
・23:00 米・4月NAHB住宅市場指数(予想:45、3月:44)
・05:00 米・2月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(1月:+319億ドル)

《CS》

 提供:フィスコ

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