三菱UFJなどメガバンクが安い、SVB破綻受け流動性リスクなど警戒
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクに売りが続いている。米SVBの経営破綻を受け、前週末の米国株市場ではゴールドマン・サックス<GS>が4%超に売り込まれるなど金融株への売りが目立つ状況となった。米SVBの総資産は2000億ドル超とされ、今回の経営破綻については2008年のリーマン・ショック以来の規模となる。事業モデルなどから、金融システム全般に連鎖的に影響が広がる可能性は低いとの見方が強いものの、流動性リスクへの懸念がくすぶるなか、警戒感も拭えない。東京市場でも米国事業を展開するメガバンクなどには逆風となっている。
出所:MINKABU PRESS
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