三菱UFJなどメガバンクが高い、米長期金利4%台乗せで株価刺激
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクは足並みを揃えて切り返しに転じている。前日の米債券市場ではFRBによる金融引き締め長期化に対する警戒感を背景に売りが優勢となり、米10年債利回りは終値ベースで4.06%まで上昇した。終値ベースでフシ目の4%台に乗せたのは昨年11月9日以来約4カ月ぶりとなる。東京市場では米国事業を展開するメガバンクにとって米金利上昇は運用環境面でプラスとなる。また、来週9~10日の日程で行われる日銀金融政策決定会合を控え、イールドカーブ・コントロール(YCC)政策の修正に向けた思惑もあり、銀行セクターの先高期待につながっている。
出所:MINKABU PRESS
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