レーザーテクは下値模索の展開続く、米アプライドMの新型装置を巡る思惑が錯綜
レーザーテック<6920>が売りに押される展開。前日の米国株市場では、長期金利が4%台に乗せるなかハイテク株への売り圧力が強まり、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も小幅ながら安く引けた。ただ、同社株は前日に半導体製造装置関連が総じて買われるなかも、その流れに乗れずマイナス圏で引けており、ここ下値を探る展開を強いられている。
2月28日に米半導体製造装置首位のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が新型の半導体製造装置「センチュラ・スカルプタ」の販売を開始したことを発表した。同商品は露光回数を減らすことが可能で、製造コストや時間の削減を可能とすることがセールスポイントとなっており、マスクブランクス検査装置を手掛けるレーザーテクにとってはビジネスチャンスが低減するとの思惑が嫌気されているもよう。しかし、市場関係者によると「アプライドの新型製造装置は時系列でみると露光の後に使用されるもので、同社株の製品需要の減退にはつながらない可能性がある」(国内投資顧問ストラテジスト)という指摘もある。
出所:MINKABU PRESS
2月28日に米半導体製造装置首位のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が新型の半導体製造装置「センチュラ・スカルプタ」の販売を開始したことを発表した。同商品は露光回数を減らすことが可能で、製造コストや時間の削減を可能とすることがセールスポイントとなっており、マスクブランクス検査装置を手掛けるレーザーテクにとってはビジネスチャンスが低減するとの思惑が嫌気されているもよう。しかし、市場関係者によると「アプライドの新型製造装置は時系列でみると露光の後に使用されるもので、同社株の製品需要の減退にはつながらない可能性がある」(国内投資顧問ストラテジスト)という指摘もある。
出所:MINKABU PRESS