ＳＢＳホールディングス---搬送効率向上を可能にした独自の牽引台車を開発

ＳＢＳホールディングス<2384>は16日、グループ会社の東芝ロジスティクスが無人搬送車(AGV)によりパレット2枚を牽引可能とする独自牽引台車を開発したと発表。
2023年1月26日より家電物流倉庫である関西支店にて運用を開始した。
同社では、2017年より、働き方改革の一環として、現場にとって最適な牽引台車・安全ツールを独自に開発し、現在5台が倉庫で活躍している。
今回導入したAGVは、パレット2枚同時搬送に加え、多段台車とパレットを組み合わせた搬送が可能。牽引台車前後へAGV連結方向を切替えるスイッチングバック走行により、発着地点の旋回スペース削減を実現した。また、安全ツールで走行時のパレット転倒防止対策を行い、庫内事故も防止している。
これにより今までフォークリフトで対応していた作業の一部分を AGV＋牽引台車へ切替えることで、フォークリフトの長距離移動を大幅に削減することに成功。搬送効率の向上と、労働時間削減を実現した。

《SI》

　提供：フィスコ