三菱UFJ、第一生命HDなど強弱観対立もやや軟調に推移、決定会合前で思惑錯綜
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクはやや売りに押されているものの方向性の見えにくい展開となっている。また、第一生命ホールディングス<8750>など生保株も前日終値近辺で強弱観を対立、若干弱含みで推移している。きょう取引時間内に結果が公表される日銀の金融政策決定会合を前に、売り買いとも一方向にはポジションを傾けにくい状況にある。決定会合の結果が現状維持であった場合は、全体相場は買い安心感から上昇する可能性が高いが、銀行や保険セクターの株価には下げ圧力が働く。いずれにしても大手金融株の後場の値動きにはマーケットの視線が集中しやすい。
出所:MINKABU PRESS
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