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東京株式(大引け)=103円高、欧米株高受け買い優勢も上値の重い展開に

 5日の東京株式市場は主力株を中心に買い戻される展開となり日経平均は反発したが、上値の重さも改めて意識される地合いだった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比103円94銭高の2万5820円80銭と反発。プライム市場の売買高概算は11億2800万株、売買代金概算は2兆5881億円。値上がり銘柄数は662、対して値下がり銘柄数は1114、変わらずは62銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方から買い優勢の展開。前日の欧州株市場がほぼ全面高となったほか、米国株市場でも景気敏感株を軸に幅広く買い戻される地合いとなったことで、投資家のセンチメントが改善した。ただ、買い一巡後は中小型株を中心に値を下げる銘柄が多くなった。日経平均株価は前場取引時間中に230円あまりの上昇で2万6000円にあと50円強まで迫ったものの、その後は伸び悩み、取引時間中を含め大台を回復する場面はみられなかった。後場も2万5800円近辺の狭いレンジでもみ合う展開となり上値の重さを印象づけた。引き続き日銀の金融政策修正に対する警戒感が買い手控え要因となっているもようだ。個別株ベースでも値下がり銘柄数が1100あまりに達し、値上がり銘柄数を大きく上回っている。

 個別では、きょうも売買代金で群を抜くレーザーテック<6920>が終始頑強な動きをみせたほか、東京エレクトロン<8035>も大きく上値を伸ばすなど半導体製造装置関連株に買いが集まった。ソフトバンクグループ<9984>も堅調。リクルートホールディングス<6098>が値を上げ、メルカリ<4385>も水準を切り上げた。テスホールディングス<5074>が値上がり率トップとなり、日本板硝子<5202>も商いを伴い値を飛ばした。MonotaRO<3064>も物色人気に。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが冴えず、第一生命ホールディングス<8750>も安い。エーザイ<4523>が軟調。日立製作所<6501>、三菱重工業<7011>なども売りに押された。東光高岳<6617>、円谷フィールズホールディングス<2767>が大幅安となったほか、筑波銀行<8338>などの下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年01月05日 16時21分

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