三菱UFJが軟調、無難な10年債入札結果と共担オペ通告で国内金利先高観が後退
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が軟調。朝方は買いが先行したものの、前日の米長期金利の低下が重荷となった。また、この日行われた財務省による10年利付国債入札の結果が債券市場で無難と受け止められ、債券需給を巡る懸念が後退。長期債に買い安心感が広がり、日本の長期金利は0.43%台に一段と低下した。
更に、日銀が4日に続き2年物の共通担保資金供給オペ(公開市場操作)を通告。オファー額を2兆円に増額し、中期債の利回り上昇の抑制に動いた。国内金利の先高観の後退が銀行株に対する売り圧力を強める要因となったようだ。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>も安値圏で推移している。
出所:MINKABU PRESS
更に、日銀が4日に続き2年物の共通担保資金供給オペ(公開市場操作)を通告。オファー額を2兆円に増額し、中期債の利回り上昇の抑制に動いた。国内金利の先高観の後退が銀行株に対する売り圧力を強める要因となったようだ。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>も安値圏で推移している。
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