サークレイス Research Memo(8):現状は財務体質強化と事業拡大への投資を重視
■株主還元策
サークレイス<5029>は、株主への還元を重要な経営課題の1つとして位置付け、配当原資確保のための収益力を強化し、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としているが、現在は成長過程にあり、当面は内部留保の充実を図り、さらなる成長に向けた事業の拡充や組織体制の整備への投資等の財源として有効活用することが、株主に対する最大の利益還元につながると考えている。このことから、設立以来配当は実施しておらず、当面の間は、財務体質の強化と事業拡大のための投資に充当し、今後の株主への剰余金の配当は、財政状態及び経営成績、投資計画等を総合的に勘案し、内部留保とのバランスをとりながら検討していく方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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提供:フィスコ