サークレイス Research Memo(4):前期に引き続き主力2事業の売上高が堅調に推移
■業績動向
1. 2023年3月期第2四半期の業績概要
サークレイス<5029>の2023年3月期第2四半期の業績は、売上高1,275百万円(前年同期比22.2%増)、営業利益37百万円(同3.0%増)、経常利益32百万円(同10.5%減)、四半期純利益19百万円(同45.7%減)となった。当第2四半期累計期間は、新型コロナウィルス感染症拡大(以下、コロナ禍)の影響が依然残るものの経済社会活動の正常化への動きが徐々に進んできた。一方でウクライナ情勢などの不安定な国際情勢、原材料価格・エネルギー価格の高騰、円安進行などから依然として先行き不透明な状況である。このような状況下、すべての事業で前年同期の売上高を上回っている。主力事業である「Salesforceコンサルティング」「Anaplanコンサルティング」」は、リモートでの対応ができることを強みに前期に引き続き堅調に推移している。DXにおいては、駐在員管理クラウドサービス「AGAVE」が好調な売上を計上している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
《SI》
提供:フィスコ