大阪金見通し:下落か、米長期金利上昇や堅調な株価反映へ
大阪取引所金標準先物 23年8月限・夜間取引終値:7879円(前日日中取引終値↓23円)
・想定レンジ:上限7920円-下限7840円
25日の大阪取引所金標準先物(期先:23年8月限)は下落しそうだ。昨日日中は上昇一服となった米長期金利が、その後の海外市場で強含みの展開となり、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方が広がりやすくなっている。また、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことから、投資家のリスク資産選好が進み、安全資産とされる金の投資需要がやや萎むことが想定される。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが優勢の展開となりそうだ。
《FA》
提供:フィスコ