新興市場銘柄ダイジェスト:プレイド、Pアンチエイジがストップ高
<1447> ITbookHD 420 +25
大幅反発。本日、M&A仲介事業の拡大に向けて株式会社INNOVATION LEADERSと業務提携を締結したと発表。M&A業務を推進する上での協力体制の構築・維持や顧客が同意の上でのM&A案件に関するニーズ・情報の共有を行っていくようだ。両社が保有している案件を共同で取り組むことができ、迅速かつ的確に顧客へ提案を行うことが可能となる。また、河野デジタル相が4日のフジテレビの番組でマイナンバーカードの運転免許証化を積極的に進める考えを示し、マイナンバー関係のコンサルティングなどを手掛けている同社に思惑買いも向かっている。
<3970> イノベーション 2439 +47
大幅に4日ぶり反発。イノベーションが運営する法人向けIT製品の比較・検討サイト「ITトレンド」が主催する業界最大級のオンライン展示会「ITトレンドEXPO2022 Summer」が5日から開催すると発表している。講演数は130以上、公開製品も200を突破したという。また、DX化をテーマとしたセッションや展示エリアを強化したという。展示会が盛況になれば、比較・検討サイトにもプラスに働くとの見方から買いが入っているようだ。
<2388> ウェッジHD 129 -10
大幅に3日ぶり反落。前日までに大幅続伸した反動で利益確定売りに押されている。持分法適用関連会社のGroup LeaseによるJトラスト<8508>傘下のJTrust Asiaに対する損害賠償請求について、タイの最高裁判所が上告申立てを承認したと発表し、買い手掛かりとなっていた。ただ、ウェッジホールディングス株は7月から乱高下する展開が続いており、急伸を受けて短期筋の値幅取りの動きが出ているようだ。
<4165> プレイド 770 +100
ストップ高。新規事業開発の立ち上げを伴走支援する「PLAID Accel(プレイドアクセル)」の提供を開始したと発表している。プレイドが実践してきた事業開発ナレッジを活用し、新規事業開発をCX視点で支援するプロフェッショナルサービス。事業開発組織の「STUDIO ZERO」が手掛けており、同組織には企業での事業開発の現場をリードした実績を持つ事業開発のプロフェッショナルが集結しているという。
<4599> ステムリム 1036 +41
年初来高値を更新している。投資家の五味大輔氏が5.02%を保有する大株主になったことが同氏が提出した5%ルールに基づく大量保有報告書で明らかになっている。保有株数は298万株で、保有目的は純投資。報告義務発生日は9月1日。ステムリム株は8月31日に年初来高値を付けた後は下落しており、五味氏の大株主浮上を契機に押し目買いも入っているようだ。
<4934> Pアンチエイジ 2315 +400
ストップ高。子会社のプレミア・ウェルネスサイエンス(東京都港区)と東京大学による共同研究の成果の第1弾として、スキンケアに特化した独自の歯髄幹細胞培養上清液「ENGY ステムS」の開発・実用化に成功したと発表している。ENGY ステムSは他の幹細胞と比較して有用因子を多く放出できるヒト成人歯髄由来の幹細胞培養液で、プレミア・ウェルネスサイエンスが今秋ローンチする予定の新ブランドで実用化される見通し。
《ST》
提供:フィスコ