さいか屋に大口の買い注文、3、4月の営業損益黒字化で投資資金が再攻勢
さいか屋<8254>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、カイ気配で水準を切り上げる展開となっている。新型コロナウイルスの影響もあって厳しい収益環境を強いられていたが、ここにきて改善色をみせている。24日に発表した3、4月の営業損益は概算値で1411万円の黒字(前年同期は5079万8000円の赤字)だった。業績回復傾向にあることで、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。同社株は値ごろ感があり、今月11日に急動意し、商い急増のなかでストップ高に買われ市場の注目を集めた経緯がある。それだけに、インバウンド関連の一角として人気素地が意識されている。
出所:MINKABU PRESS
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