ブレインPはカイ気配、7~9月期営業益3倍化達成と株式3分割発表でサプライズ
ブレインパッド<3655>が寄り付きから大口の買い注文が入り上昇加速、カイ気配のまま株価水準を切り上げている。同社は企業経営を支援するコンサルティング事業を展開するが、人工知能(AI)を活用したデータ分析を強みに需要を開拓している。AI人材も豊富に抱え、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)関連投資が活発化するなか業績は回復色が鮮明だ。前週末12日取引終了後に発表した22年6月期第1四半期(21年7~9月)決算は営業利益が前年同期比3倍となる3億3000万円と大幅な伸びを達成、中間期予想の5億2000万円に対する進捗率も63%に達した。また同日、12月末現在の株主を対象に1株を3株にする株式分割を実施すると発表しており、これを材料視する投資資金を呼び込む形となっている。
出所:MINKABU PRESS
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