日化薬が急反発、半導体関連材料など想定上回り22年3月期業績予想を上方修正
日本化薬<4272>が急反発して年初来高値を更新している。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1760億円から1848億円(前期比6.6%増)へ、営業利益を124億円から174億円(同14.5%増)へ、純利益101億円から140億円(同11.3%増)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による世界的な需要低迷からの回復を背景に、半導体関連材料、コンシューマ用インクジェットプリンター用色素などの需要が想定以上に推移することが要因。またこれらに加えて、産業用インクジェットプリンター用色素、感熱顕色剤、液晶プロジェクター用部材及び染料系偏光フィルムなどの需要も回復が見込まれるとしている。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高464億4700万円(前年同期比26.1%増)、営業利益59億3800万円(同2.1倍)、純利益52億9500万円(同3.0倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による世界的な需要低迷からの回復を背景に、半導体関連材料、コンシューマ用インクジェットプリンター用色素などの需要が想定以上に推移することが要因。またこれらに加えて、産業用インクジェットプリンター用色素、感熱顕色剤、液晶プロジェクター用部材及び染料系偏光フィルムなどの需要も回復が見込まれるとしている。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高464億4700万円(前年同期比26.1%増)、営業利益59億3800万円(同2.1倍)、純利益52億9500万円(同3.0倍)だった。
出所:MINKABU PRESS