大有機は大幅続落、上期営業利益19%増も計画下回る
大阪有機化学工業<4187>は大幅続落している。1日の取引終了後に発表した第2四半期累計(20年12月~21年5月)連結決算は、売上高169億3300万円(前年同期比18.1%増)、営業利益28億4200万円(同19.2%増)、純利益22億4600万円(同32.8%増)と2ケタ営業増益だったものの、5月21日に発表した修正値の営業利益29億円をやや下回ったことから売られているようだ。
上期はArFレジスト用原料など電子材料が伸長したほか、自動車塗料用や光学材料向け粘着剤用を中心に販売が回復した化成品事業が好調だった。また、2月1日付で三菱ケミカルから頭髪化粧品用アクリル樹脂事業の譲渡を受けたことも寄与した。
なお、21年11月期通期業績予想は、売上高340億円(前期比18.5%増)、営業利益58億円(同30.6%増)、純利益44億円(同32.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
上期はArFレジスト用原料など電子材料が伸長したほか、自動車塗料用や光学材料向け粘着剤用を中心に販売が回復した化成品事業が好調だった。また、2月1日付で三菱ケミカルから頭髪化粧品用アクリル樹脂事業の譲渡を受けたことも寄与した。
なお、21年11月期通期業績予想は、売上高340億円(前期比18.5%増)、営業利益58億円(同30.6%増)、純利益44億円(同32.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS