荏原がカイ気配スタート、21年12月期業績予想の上方修正と自社株買いを好感
荏原<6361>がカイ気配スタートとなっている。前週末14日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を5590億円から5740億円へ、営業利益を430億円から455億円へ、純利益を280億円から295億円へ上方修正したことが好感されている。
IFRS適用のため前期との比較の記載はないものの、5GやIoTの普及拡大による半導体需要の高まりを背景にファウンドリ、メモリメーカー、ロジックの設備投資はいずれも拡大基調にあり、これを受けて精密・電子部門の受注・売上高が好調に推移していることが要因としている。
第1四半期(1~3月)決算は、売上高1352億6800万円(前年同期比9.6%増)、営業利益122億3000万円(同2.0倍)、純利益85億6900万円(同2.6倍)だった。風水力事業、環境プラント事業、精密・電子事業の全事業で増収増益を果たした。
同時に、上限を520万株(発行済み株数の5.45%)、または200億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月17日から12月23日までで、資本効率の向上を図ることが目的。また、これによる取得した全株式を22年1月31日付で消却するとあわせて発表した。
出所:MINKABU PRESS
IFRS適用のため前期との比較の記載はないものの、5GやIoTの普及拡大による半導体需要の高まりを背景にファウンドリ、メモリメーカー、ロジックの設備投資はいずれも拡大基調にあり、これを受けて精密・電子部門の受注・売上高が好調に推移していることが要因としている。
第1四半期(1~3月)決算は、売上高1352億6800万円(前年同期比9.6%増)、営業利益122億3000万円(同2.0倍)、純利益85億6900万円(同2.6倍)だった。風水力事業、環境プラント事業、精密・電子事業の全事業で増収増益を果たした。
同時に、上限を520万株(発行済み株数の5.45%)、または200億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月17日から12月23日までで、資本効率の向上を図ることが目的。また、これによる取得した全株式を22年1月31日付で消却するとあわせて発表した。
出所:MINKABU PRESS