東洋炭素が急反発、21年12月期経常利益予想を一転増益に上方修正
東洋炭素<5310>が急反発。12日の取引終了後、21年12月期の連結経常利益を従来予想の35億円(前期比9.7%減)から43億円(同10.9%増)へ上方修正すると発表したことが好材料視されている。
前期下期をピークに減少を見込んでいた電気用カーボン製品の需要が引き続き高水準で推移しているほか、各国のエネルギー政策の見直しに伴い太陽電池用の需要が想定を上回ることが要因。円安進行による収益押し上げ効果や為替差損益の好転も上振れに貢献する。なお、同時に発表した1~3月期(第1四半期)の同利益は前年同期比52.0%増の12億6300万円だった。
出所:MINKABU PRESS
前期下期をピークに減少を見込んでいた電気用カーボン製品の需要が引き続き高水準で推移しているほか、各国のエネルギー政策の見直しに伴い太陽電池用の需要が想定を上回ることが要因。円安進行による収益押し上げ効果や為替差損益の好転も上振れに貢献する。なお、同時に発表した1~3月期(第1四半期)の同利益は前年同期比52.0%増の12億6300万円だった。
出所:MINKABU PRESS