ベルテクスは急伸、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
ベルテクスコーポレーション<5290>が急騰して一時、前日比343円(17.5%)高の2300円に買われ、昨年来高値を更新している。10日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を40億円から48億円(前期比26.7%増)へ、純利益を25億円から34億円(同45.5%増)へ上方修正し、期末配当予想を50円から90円へ引き上げたことが好感されている。
コンクリート事業で低採算製品の取り扱いの一部見直しを継続的に実施したほか、パイル事業で一部工事の中止や延期があった影響で、売上高は400億円から375億円(同3.9%減)へ下方修正したが、中核事業会社のゼニス羽田、ホクコンの2社を中心に好採算製品の出荷が想定を上回ったことが利益を押し上げた。また、原価の見直しや新型コロナウイルス感染症の影響による営業費用の減少、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)による研究助成金や遊休不動産の売却益の計上などが寄与した。
なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高263億6600万円(前年同期比5.0%減)、営業利益35億8700万円(同27.3%増)、純利益27億4900万円(同40.1%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2021年02月12日 11時20分
コンクリート事業で低採算製品の取り扱いの一部見直しを継続的に実施したほか、パイル事業で一部工事の中止や延期があった影響で、売上高は400億円から375億円(同3.9%減)へ下方修正したが、中核事業会社のゼニス羽田、ホクコンの2社を中心に好採算製品の出荷が想定を上回ったことが利益を押し上げた。また、原価の見直しや新型コロナウイルス感染症の影響による営業費用の減少、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)による研究助成金や遊休不動産の売却益の計上などが寄与した。
なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高263億6600万円(前年同期比5.0%減)、営業利益35億8700万円(同27.3%増)、純利益27億4900万円(同40.1%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2021年02月12日 11時20分