神戸鋼が続急伸、自動車需要回復追い風に21年3月期業績予想を上方修正
神戸製鋼所<5406>が続急伸している。前週末5日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆6500億円から1兆6900億円(前期比9.6%減)へ、営業損益を150億円の赤字から100億円の黒字(同1.4%増)へ、最終損益を150億円の赤字から収支均衡(前期680億800万円の黒字)へ上方修正したことが好感されている。
世界的な自動車需要の回復を受けて、素材系事業を中心に販売数量が想定を上回る見通しであることが要因。また、期初から実施している収益改善策の更なる積み上げによるコスト削減効果も見込まれるとしている。なお、同時に未定としていた期末配当を無配にすると発表している。
同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高1兆2110億円(前年同期比12.8%減)、営業利益24億3600万円(同83.0%減)、最終利益38億1400万円(同47.1%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
世界的な自動車需要の回復を受けて、素材系事業を中心に販売数量が想定を上回る見通しであることが要因。また、期初から実施している収益改善策の更なる積み上げによるコスト削減効果も見込まれるとしている。なお、同時に未定としていた期末配当を無配にすると発表している。
同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高1兆2110億円(前年同期比12.8%減)、営業利益24億3600万円(同83.0%減)、最終利益38億1400万円(同47.1%減)だった。
出所:MINKABU PRESS