カシオ急騰で2000円台復帰、中国時計販売の急回復で今期経常を大幅上方修正
カシオ計算機<6952>が続急伸。株価は前日比14.7%高の2101円まで上値を伸ばし、2月25日以来の2000円大台を回復している。10日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益を従来予想の50億円から90億円(前期比68.4%減)に引き上げており、これが好材料視されている。
上期業績の上振れを反映し、通期見通しを上方修正した。上期業績は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で第1四半期に落ち込んだ時計販売が、足もとで中国が牽引する形で主力の腕時計「Gショック」を中心に急回復したほか、構造改革の早期完遂で事業収益構造が大幅に改善した楽器は巣ごもり需要を捉え、増収増益を達成している。
出所:MINKABU PRESS
上期業績の上振れを反映し、通期見通しを上方修正した。上期業績は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で第1四半期に落ち込んだ時計販売が、足もとで中国が牽引する形で主力の腕時計「Gショック」を中心に急回復したほか、構造改革の早期完遂で事業収益構造が大幅に改善した楽器は巣ごもり需要を捉え、増収増益を達成している。
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