日本調剤が急伸、経費抑制が奏功し上期最終を一転黒字に大幅上方修正
日本調剤<3341>がマドを開けて急伸。株価は前日比9.4%高の1868円と約7カ月ぶりの高値をつけた。23日の取引終了後、21年3月期上期(4~9月)の連結最終損益を従来予想の5100万円の赤字から10億円の黒字(前年同期は20億9400万円の黒字)に大幅上方修正すると発表しており、これが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外来診療の抑制などを受け、処方箋枚数は想定以上に減少したものの、グループ全社で取り組んだ経費抑制策の成果が計画を大きく上回ることに加え、医薬品製造販売事業における採算重視の販売戦略や利益率の高い新製品の好調な販売が利益を押し上げる。なお、通期の最終利益予想は従来の31億2200万円(前期比53.4%減)を据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外来診療の抑制などを受け、処方箋枚数は想定以上に減少したものの、グループ全社で取り組んだ経費抑制策の成果が計画を大きく上回ることに加え、医薬品製造販売事業における採算重視の販売戦略や利益率の高い新製品の好調な販売が利益を押し上げる。なお、通期の最終利益予想は従来の31億2200万円(前期比53.4%減)を据え置いた。
出所:MINKABU PRESS