KYCOMがストップ高カイ気配、4~6月期営業利益急改善で投資資金の攻勢加速
KYCOMホールディングス<9685>が大量の買い注文に値がつかず、カイ気配のまま水準を切り上げ前日比ストップ高となる80円高の538円でカイ気配に張り付いている。同社は通信や官公庁向け中心にシステムの受託開発を展開し、各省庁がDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを強化するなか収益機会が高まっている。また、不動産事業も手掛け、前期に取得した太陽光発電設備の稼働などが業績に貢献している。5日取引終了後に発表した20年4~6月期決算は営業利益が5200万円(前年同期実績は300万円)と大幅に改善しており、これが株価を強く刺激する格好となった。時価総額30億円以下と小型で、信用買い残が枯れ切った状態にあったことから、株式需給面でも上値の軽さが意識されている。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2020年08月06日 11時03分
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