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3633 GMOペパボ

東証S
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前日比
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GMOペパボ--- 2Qは2ケタ増収、過去最高四半期業績を更新


GMOペパボ<3633>は29日、2020年12月期第2四半期(20年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.1%増の53.52億円、営業利益が同23.2%増の6.23億円、経常利益が同27.6%増の6.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.6%減の3.94億円となり、過去最高四半期業績を更新した。

ホスティング事業の売上高は前年同期比1.5%増の23.06億円、セグメント利益は同1.9%増の7.11億円となった。レンタルサーバーサービス「ロリポップ!」の契約件数は407,464件(前年同期末比0.2%増)、上位プランやオプション機能への誘導強化の結果、顧客単価は381円(前年同期比4.1%増)となった。ドメイン取得代行サービス「ムームードメイン」は、過去に実施した新ドメインの割引キャンペーンで取得されたドメインの更新率が低かったことにより、登録ドメイン数は1,207,104件(前年同期末比1.8%減)となった。

EC支援事業の売上高は前年同期比54.8%増の18.31億円、セグメント利益は同34.8%増の6.09億円となった。ネットショップ開業・作成サービス「カラーミーショップ」は、特に4月の緊急事態宣言以降に実店舗運営者からのオンラインショップ開設の需要が拡大した結果、当第1四半期連結累計期間末時点より309件増加し、契約件数が40,991件(前年同期末比2.8%減)となり、10四半期ぶりの増加に転じた。また、巣ごもり需要を背景に流通金額が増加したこと等により、顧客単価は3,126円(前年同期比23.6%増)と大きく増加した。オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」は、継続的な新アイテムの追加やSNS内で影響力のあるクリエイター誘致を行ったことに加えて、2020年6月に実施したTシャツセールが奏功し、月間流通金額が過去最高の4億円を突破し、会員数は54万人、流通額は10.1億円(前年同期比180.9%増)と順調に増加している。

ハンドメイド事業の売上高は前年同期比21.4%増の10.15億円、セグメント利益は同271.3%増の2.25億円となった。外出自粛による「巣ごもり需要」が拡大したことに加えて、各種クーポンやキャンペーンなどの販促活動を行ったことに伴い、2020年4月から6月における3ヶ月間の流通金額は41億円(同39.7%増)と過去最高を更新し、当第2四半期連結累計期間における流通金額は75億円(同22.4%増)となった。

金融支援事業の売上高は前年同期比1,002.9%増の0.62億円、セグメント損失は1.70億円(前年同期は0.44億円の損失)となった。フリーランス向けファクタリングサービス「FREENANCE」は、第1四半期累計期間まで順調に利用者数や請求書買取額が増加したものの、4月の緊急事態宣言以降は、企業の経営悪化や方向転換などにより、フリーランスへの発注額の減少や単価下落があり、利用者数が減少し請求書買取額の伸びが鈍化した。

2020年12月通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.3%増の96.00億円、営業利益が同5.8%増の8.29億円、経常利益が同0.2%増の8.37億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.0%増の5.42億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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