NICがカイ気配スタート、20年3月期営業利益が計画上回り今期も3.2倍増益で2円増配へ
エヌアイシ・オートテック<5742>がカイ気配スタートとなっている。前週末8日の取引終了後に発表した20年3月期連結決算で、営業利益が従来予想を上回って着地したことに加えて、21年3月期業績予想で売上高84億6800万円(前期比28.0%増)、営業利益6億1600万円(同3.2倍)と大幅増益を見込み、年間配当を前期比2円増の41円を予定していることが好感されている。
20年3月期決算は、売上高66億1400万円(前の期比24.1%減)、営業利益1億9200万円(同74.0%減)と大幅減収減益だったが、従来予想の営業利益1億4200万円は上回った。主力のアルファフレーム部門で機械メーカーやFA装置メーカーからの引き合いが減少し、売上高は計画を下回ったものの、生産性向上活動による製造原価低減に努めたことや、販管費の見直しによる改善効果が寄与した。
なお、21年3月期予想は、IoTや人工知能(AI)の進化で自動化技術へのニーズが高まっていることを背景に、受注拡大を図るとしている。
出所:MINKABU PRESS
20年3月期決算は、売上高66億1400万円(前の期比24.1%減)、営業利益1億9200万円(同74.0%減)と大幅減収減益だったが、従来予想の営業利益1億4200万円は上回った。主力のアルファフレーム部門で機械メーカーやFA装置メーカーからの引き合いが減少し、売上高は計画を下回ったものの、生産性向上活動による製造原価低減に努めたことや、販管費の見直しによる改善効果が寄与した。
なお、21年3月期予想は、IoTや人工知能(AI)の進化で自動化技術へのニーズが高まっていることを背景に、受注拡大を図るとしている。
出所:MINKABU PRESS