MRKホールディングス---3Qは増収、カーヴィシャスの安定的な供給体制整備
MRKホールディングス<9980>は13日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比26.8%増の133.53億円、営業損失は1.53億円(前年同期は3.93億円の利益)、経常損失は1.80億円(同3.41億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は4.82億円(同5.05億円の利益)となった。
婦人下着及びその関連事業の売上高は113.38億円となった。体型補整下着の主力製品「Curvaceous(カーヴィシャス)」の安定的な供給体制が整い増収となった。また、メディアプロモーションの効果により、新規顧客やリピート購入が拡大した。店舗改装も増収に貢献した。
マタニティ及びベビー関連事業の売上高は20.28億円となった。自社ECサイト及び大手ショッピングモールでの販売が堅調に推移した他、「マザーセレクション大賞2018」を受賞後に受注件数が増加した。
赤字の要因は、第2四半期(18年4-9月)において、体形補整下着の主力製品「カーヴィシャス」の生産遅延により、一時的に5.19億円の営業損失を計上したことが要因。
当第3四半期単独期間(18年10-12月)においては、18年10月以降、生産体制が整った結果、3.66億円の営業利益と黒字転換し、大きく収益改善が進んでいる。
第3四半期単独期間(10-12月)における営業黒字は、決算期変更(13年3月期)後、最高となり、同期間(10-12月)では10年ぶりとなる。
2019年3月通期の連結業績予想については、売上高は前期比24.7%増の186.00億円、営業利益は同83.9%減の1.45億円、経常損失が1.10億円、親会社株主に帰属する当期純損失が同3.90億円と直近の業績予想を据え置いている。
《MH》
提供:フィスコ