<注目銘柄>=NCS&A、万博関連の穴株で株価大変貌も
NCS&A<9709>の400円台は絶好の買い場となっている可能性が高い。ここIoTや人工知能(AI)市場の拡大をフォローの風に企業のIT投資需要が活発化しており、システム開発分野を手掛ける銘柄が相次いで株価の居どころを変えている。そのなか、大株主のNEC<6701>と協業しながらIoT、AIをはじめ幅広い成長IT分野に展開する同社株の評価不足は歴然。先に急速人気化したKYCOMホールディングス<9685>のように株価を大きく変貌させる可能性を内包している。
AI分野ではコールセンター向けなどに「Q&Aモデル」の提供を開始しているほか、注力中のシステム可視化ソリューションでも大手企業への納入実績が豊富だ。さらに、見逃せないのは、同社が本拠を大阪に置き、ホテルの宿泊インターネット予約システム「i-honex」では全国で何と330施設を超える施設に導入しているという実力だ。2025年の大阪万博開催が決定したが、開催期間は185日と長期にわたり、想定来場者数は実に2800万人に上る見通し。訪日外国人の増加に合わせ大阪を中心にホテル需要は大きく押し上げられることになり、同社の同分野における抜群の商品競争力は、大きく見直されることになるだろう。
今19年3月期営業利益は前期比5倍の高変化を見込み、続く20年3月期も今期推定比5~6割増益が有力視される。今期は年間10円配当を計画、配当利回り2.3%前後と株主還元にも余念がない。時価総額100億円未満で動き出せば値運びも早そうだ。(銀)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
AI分野ではコールセンター向けなどに「Q&Aモデル」の提供を開始しているほか、注力中のシステム可視化ソリューションでも大手企業への納入実績が豊富だ。さらに、見逃せないのは、同社が本拠を大阪に置き、ホテルの宿泊インターネット予約システム「i-honex」では全国で何と330施設を超える施設に導入しているという実力だ。2025年の大阪万博開催が決定したが、開催期間は185日と長期にわたり、想定来場者数は実に2800万人に上る見通し。訪日外国人の増加に合わせ大阪を中心にホテル需要は大きく押し上げられることになり、同社の同分野における抜群の商品競争力は、大きく見直されることになるだろう。
今19年3月期営業利益は前期比5倍の高変化を見込み、続く20年3月期も今期推定比5~6割増益が有力視される。今期は年間10円配当を計画、配当利回り2.3%前後と株主還元にも余念がない。時価総額100億円未満で動き出せば値運びも早そうだ。(銀)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)