ラクオリア創薬---ZTE Biotech社との合弁会社の設立時期の延期を発表
ラクオリア創薬<4579>は5月31日、同社とZTE Coming Biotech Co., Ltd(本社:中国上海市、以下ZTE Biotech社)は、2018年1月29日に締結した合弁会社設立契約に基づく医薬品の臨床開発に関する合弁会社の設立に関して、設立時期の延期を発表した。
当初は新会社設立を2018年5月と見込んでいたが、ZTE Biotech社のグループ主要会社であるZTE Corporationが米国企業との取引を禁止する制裁が科され、主要事業を停止した影響により、グループ内での体制見直しが必要となったことで計画が遅延することとなった。
既にラクオリア創薬側の提出資料は送付済みであり、今後、2018年6月上旬にZTE Biotech社から設立申請を行い、同年9月頃の設立認可を見込んでいる。引き続き両社は協力して5-HT4部分作動薬および5-HT2B拮抗薬の臨床開発を行い、新薬としての上市を目指すことを相互に確認している。
なお、本件による2018年12月期(2018年1月1日~2018年12月31日)の同社業績への影響は無いとしている。
《MW》
提供:フィスコ