東海カーボンが大幅続伸、国内有力証券は目標株価を引き上げ
東海カーボン<5301>が大幅続伸。8日の決算発表で黒鉛電極の販売価格上昇などを背景に第1四半期(1~3月)は大幅増益となり、18年12月期の連結業績予想を増額修正したことを好感する買いが継続している。岩井コスモ証券は9日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2100円から2200円に引き上げた。第1四半期の営業利益は前年同期比7.2倍の127億8700万円と大幅増益となったことから、18年12月期の同利益は430億円から637億円(前期比5.5倍)へと大幅な上方修正を発表した。世界的な電炉鋼生産の増加で電極需要が拡大しており、この需給タイト状態は長期化するとみている。同証券では19年12月期の連結営業利益は今期予想比11%増の705億円を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)