毎日コムネット---2Q増収増益、引き続き不動産ソリューション事業が順調
毎日コムネット<8908>は11日、2018年5月期第2四半期(17年6-11月)連結決算を発表。売上高が前年同期比6.1%増の73.83億円、営業利益が同3.0%増の4.34億円、経常利益が同3.9%増の4.01億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.0%増の2.81億円だった。
不動産ソリューション事業の売上高は前年同期比5.8%増の56.52億円、セグメント利益は同11.6%増の7.54億円となった。部門別では不動産デベロップメント部門の売上高は同9.6%減の11.39億円、不動産マネジメント部門は同11.0%増の43.38億円、エネルギーマネジメント部門は同1.5%増の1.74億円だった。不動産マネジメント部門の増加は、前期開発物件の稼動によるものと総合管理契約からサブリース契約に変更したことによるものであり、また、不動産デベロップメント部門の減少は、販売用不動産の売却額が前年同期に比べ減少したことによる。利益の増加は、不動産マネジメント部門における売上高の増加によるものとしている。
学生生活ソリューション事業の売上高は同6.9%増の17.31億円、セグメント利益は49.0%減の0.24億円となった。部門別では課外活動ソリューション部門の売上高は同2.3%減の11.62億円、人材ソリューション部門は同32.1%増の5.68億円だった。人材ソリューション部門における大幅な増加は、企業からの受注が順調に推移したことによるものである。利益の減少は、人材ソリューション部門における連結子会社株式会社ワークス・ジャパンの季節変動による赤字額が増加したことによるものとしている。
2018年5月期通期については、売上高が前期比4.7%増の155.00億円、営業利益が同2.5%増の16.72億円、経常利益が同2.5%増の15.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.2%増の10.35億円とする期初計画を据え置いている。
《MW》
提供:フィスコ