オハラが11年3カ月ぶり上場来高値更新、リチウム電池添加剤などに脚光
オハラ<5218>が大幅続伸で一時350円高の3420円まで買われる場面があり、今月4日につけた年初来高値3220円を払拭、同時に2006年9月につけた高値3400円(分割修正後株価)も一気に上回り、11年3カ月ぶりに上場来高値を更新した。
中国や欧州をはじめとする世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが強まるなか、その基幹部品であるリチウムイオン電池の需要が急拡大している。同社は現行の電解液を使うリチウム電池の性能向上に効果が見込めるガラスセラミック素材を利用した添加剤を手掛けており、これが収益に貢献している。14日には添加剤を正極に添加することによる充電時間を20%短縮、同時に出力特性が21%向上することを確認したと発表し注目を集めた。このほか、酸化物系固体電解質を開発しており、ポスト・リチウム電池として脚光を浴びる全固体電池関連の一角としても存在感を高めている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
中国や欧州をはじめとする世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが強まるなか、その基幹部品であるリチウムイオン電池の需要が急拡大している。同社は現行の電解液を使うリチウム電池の性能向上に効果が見込めるガラスセラミック素材を利用した添加剤を手掛けており、これが収益に貢献している。14日には添加剤を正極に添加することによる充電時間を20%短縮、同時に出力特性が21%向上することを確認したと発表し注目を集めた。このほか、酸化物系固体電解質を開発しており、ポスト・リチウム電池として脚光を浴びる全固体電池関連の一角としても存在感を高めている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)