川崎化が4日ぶり急反発、市況上昇を追い風に低位株物色人気の波に乗る
川崎化成工業<4117>が4日ぶり急反発、一時8.9%高の244円と異彩を放った。クリスマス休暇を控え海外投資家の参戦が減少し売買高も盛り上がりを欠いている。主力株の上値が必然的に重くなるなか、中小型株に投資資金が誘導されている。そのなか値幅変動率の大きい低位株は根強い人気を博している。売買単位100株統一の動きに伴う株式併合で、低位株の数自体が減っており、同社株のように200円台・1000株取引の銘柄は投機筋の物色ターゲットとなりやすい。業績実態も良好で、化学品メーカーとして市況上昇の好影響を受けている。18年3月期はウレタン樹脂原料のマキシモールなどが寄与して、営業利益段階で前期比7.6倍の3億4000万円と回復が加速する見通しだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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