ニッカトーが大幅高、業績増額含みでジルコニアボールへの特需期待も
ニッカトー<5367>が大幅高。前週末こそ一服したものの、ここ再び上値追い態勢を強めており、売買高も増勢となるなかでマーケットの同社株に対する関心の高まりを反映している。同社は工業用セラミックスの専業メーカーであり、高付加価値製品で優位性を持っている。電子部品向け需要が旺盛で、特に磁性材料・圧電体・誘電体粉体などの粉砕に使われるジルコニアボールの需要拡大が業績を牽引、18年3月期営業利益は前期比16.8%増の7億8000万円を見込むが一段の上振れが有力視されている。
TDK<6762>がオールセラミック固体電池「セラチャージ」を開発したことで、これに関連して特需が発生するのではないかとの思惑が株価を押し上げている。ニッカトーでは現時点で「セラチャージ」に絡む案件はないとしているが、TDKは同社取引先の1社であることは事実で、将来的に業績面で大きな追い風となる可能性がある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
TDK<6762>がオールセラミック固体電池「セラチャージ」を開発したことで、これに関連して特需が発生するのではないかとの思惑が株価を押し上げている。ニッカトーでは現時点で「セラチャージ」に絡む案件はないとしているが、TDKは同社取引先の1社であることは事実で、将来的に業績面で大きな追い風となる可能性がある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)