フリービット---2Qは売上高は194.07億円、ブロードバンド事業・アドテクノロジー事業が増収を牽引
フリービット<3843>は8日、2018年4月期第2四半期(2017年5~10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.8%増の194.07億円、営業利益が同62.2%減の4.22億円、経常損失が0.03億円(前年同期は8.39億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が8.06億円(同1.92億円の利益)となった。
ブロードバンド事業は、固定回線網の帯域費用が高止まりしたものの、集合住宅向けインターネットサービスの順調な拡大が売上高及びセグメント利益の伸張を牽引した。
モバイル事業は、MVNO向けSIM発行枚数が着実に積み上がるとともに、エンドユーザー向けに提供する格安SIMサービスで競合他社との差別化を図り、更なるユーザー獲得に努めた。
アドテクノロジー事業は、広告運用統合プラットフォーム「ADMATRIX DSP」やスマートフォン向け動画アドネットワーク「PolymorphicAds」等の提供に注力した。また、インターネットマーケティング関連のサービスもSNS等の運用広告サービスの提供を積極的に展開した。さらに、アフィリエイトサービスは提供業界が順調に広がったことで、事業規模並びに収益規模が拡大した。
クラウド事業は、パブリッククラウドサービス及びプライベートクラウドサービス、そしてそれを組み合わせたハイブリッドクラウドサービスの拡販を継続するとともに、IoT特化型クラウドサービスを投入する一方で、システムの整備・改善とレガシーサービスの淘汰を図った。
ヘルステック事業は、EPARKお薬手帳は累計ダウンロード数18万件を突破し、月間予約件数は順調に推移している。
《MW》
提供:フィスコ