C&R---2Q増収2ケタ増益の見通し、クリエイティブ分野(日本)、医療分野が好調に推移
クリーク・アンド・リバー社<4763>は5日、2018年2月期第2四半期(2017年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.8%増の141.79億円、営業利益が同23.1%増の12.45億円、経常利益が同32.4%増の12.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同40.3%増の7.33億円だった。
クリエイティブ分野(日本)の売上高は前年同期比16.9%増の93.81億円、セグメント利益(営業利益)は同25.3%増の5.39億円となった。売上高は堅調に推移し、概ね計画通りに推移した。利益面では、既存事業部門における需要増に伴う人員増強に加え、新規エージェンシー事業の立ち上げ及びVR等新たな市場への取り組み強化により販売管理費が増加した。また、制作スタジオにおいて利益率の高い制作受託案件が増加したこと等により、計画及び前年同期を上回って推移した。
クリエイティブ分野(韓国)の売上高は同38.8%減の9.85億円、セグメント利益(営業利益)は0.05億円(前年同期は0.01億円の損失)となった。売上高は、CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co.,Ltd.が、連結子会社から持分法適用関連会社に異動したことに伴い、前年同期を下回る結果となったが、利益面においては、利益率の改善等により、前年同期を上回った。
医療分野の売上高は同6.4%増の23.06億円、セグメント利益(営業利益)は同21.3%増の6.66億円となった。全国各地での慢性的な医師不足、地域的偏在を背景に、医師へのニーズは引き続き高く、医師の紹介事業が好調に推移したことにより、売上高及びセグメント利益は順調に推移した。
2018年2月通期連結業績予想については、売上高が前年同期比0.3%減の265.00億円、営業利益が同11.8%増の18.00億円、経常利益が同18.4%増の17.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.0%増の10.00億円とする期初計画を据え置いている。
《MW》
提供:フィスコ