アイロムグループが反発、子会社のiPS細胞作製技術に関する改良特許が欧州で成立
アイロムグループ<2372>が反発している。30日の取引終了後、子会社IDファーマが保有するセンダイウイルスベクターを用いてiPS細胞を作製する方法に関する技術について、欧州で基本特許に続いて改良特許の特許査定を取得したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
同改良特許は、現在世界中に販売されている研究用のiPS細胞作製キット「CytoTune-iPS」および再生医療など向けの臨床用のCytoTune-iPSに用いられている技術。IDファーマのiPS細胞作製の一連の技術に関しては、基本特許を日本・米国・欧州・中国で既に取得しているほか、同改良技術についても米国・オーストラリア・日本・中国に続いて欧州でも特許として認められたことになる。これにより、事業優位性がより強化されるとともに、特許査定取得地域での事業展開のための知財ポジションが確立されたことになり、IDファーマの事業拡大に資することが期待されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
同改良特許は、現在世界中に販売されている研究用のiPS細胞作製キット「CytoTune-iPS」および再生医療など向けの臨床用のCytoTune-iPSに用いられている技術。IDファーマのiPS細胞作製の一連の技術に関しては、基本特許を日本・米国・欧州・中国で既に取得しているほか、同改良技術についても米国・オーストラリア・日本・中国に続いて欧州でも特許として認められたことになる。これにより、事業優位性がより強化されるとともに、特許査定取得地域での事業展開のための知財ポジションが確立されたことになり、IDファーマの事業拡大に資することが期待されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)