新日鉄住金が急落、鋼材価格下落で業績悪化し4~6月期営業赤字転落を嫌気
新日鉄住金<5401>が急落。同社が28日取引終了後に発表した17年3月期第1四半期の連結決算は売上高1兆511億4100万円(前年同期比16.9%減)、営業損益73億9200万円の赤字(前年同期523億8600万円の黒字)、最終損益146億3800万円の赤字(同727億3300万円の黒字)だった。
資源安を背景に鋼材価格などの販売価格下落が収益を押し下げたほか、円高による採算悪化が直撃、在庫評価損の計上も響いている。製品の値上げ交渉にも時間がかかっている状況にあり、急回復は見込みづらいとみた大口の見切り売りが株価を押し下げている。
なお、これまで開示していなかった17年3月期業績について経常利益の予想のみ開示、前期比35.3%減の1300億円を予想している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
資源安を背景に鋼材価格などの販売価格下落が収益を押し下げたほか、円高による採算悪化が直撃、在庫評価損の計上も響いている。製品の値上げ交渉にも時間がかかっている状況にあり、急回復は見込みづらいとみた大口の見切り売りが株価を押し下げている。
なお、これまで開示していなかった17年3月期業績について経常利益の予想のみ開示、前期比35.3%減の1300億円を予想している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)