資生堂が一時15%高、16年12月期最終利益を実質17%増益へ上方修正
資生堂<4911>が大幅反発し年初来高値を更新。一時、前週末比379.5円高の2830円まで買われている。前週末13日の取引終了後、16年12月期の連結業績見通しについて、純利益を280億円から345億円へ上方修正したことが好感されている。第1四半期に計上した旧鎌倉工場の売却益などが要因。決算期を3月から12月に変更していることから前期との比較はないものの、実質ベースでは17.1%増益となる。なお、売上高は8720億円(同1.0%増)、営業利益は380億円(同14.3%減)で据え置いた。
同時に発表した第1四半期決算は、売上高2132億6400万円、営業利益220億8900万円、純利益273億200万円だった。決算期変更に伴い前年同期との比較はないが、実質ベースでは売上高1.4%増、営業利益75.9%増、純利益横ばいだった。店頭対応の強化や市中免税店への積極的なカウンター展開で、インバウンド需要の取り込みに成功したことが寄与した。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
同時に発表した第1四半期決算は、売上高2132億6400万円、営業利益220億8900万円、純利益273億200万円だった。決算期変更に伴い前年同期との比較はないが、実質ベースでは売上高1.4%増、営業利益75.9%増、純利益横ばいだった。店頭対応の強化や市中免税店への積極的なカウンター展開で、インバウンド需要の取り込みに成功したことが寄与した。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)