洋ゴムが急落し年初来安値、今期業績予想を下方修正、国内大手証券は「中立」に格下げ
東洋ゴム工業<5105>が急落。東証1部の値下がり率ランキングでトップ。4月8日につけた年初来安値1412円を一気に更新している。13日引け後に、16年12月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気されているようだ。
通期の純利益は従来予想の300億円から240億円(前期比14.3倍)へ引き下げられた。状況が進捗し算定可能となったことにより、55棟における交換用ゴムや改修工事の費用などで92億1800万円を特別損失として計上するほか、為替が円高に推移すると想定を置き直したことが影響する。
SMBC日興証券でも同社の業績予想を見直し下方修正したとのリポートをリリース。業績予想下方修正により特別損失を除く16年12月期の実質予想EPSは283.4円から204.7円に減額したことに加えて、用いるバリュエーションをPER10倍から9倍としたため、目標株価を2800円から1800円へ引き下げ、投資評価は「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)へ格下げている。
《MK》
株探ニュース
通期の純利益は従来予想の300億円から240億円(前期比14.3倍)へ引き下げられた。状況が進捗し算定可能となったことにより、55棟における交換用ゴムや改修工事の費用などで92億1800万円を特別損失として計上するほか、為替が円高に推移すると想定を置き直したことが影響する。
SMBC日興証券でも同社の業績予想を見直し下方修正したとのリポートをリリース。業績予想下方修正により特別損失を除く16年12月期の実質予想EPSは283.4円から204.7円に減額したことに加えて、用いるバリュエーションをPER10倍から9倍としたため、目標株価を2800円から1800円へ引き下げ、投資評価は「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)へ格下げている。
《MK》
株探ニュース