デンソーが反落、東南アジア向け減速や円高を警戒
デンソー<6902>が反落。為替が円高方向に振れるなか、売りが優勢となっている。ゴールドマン・サックス証券は31日、投資判断の「中立」を継続するとともに、目標株価は5400円から5200円に引き下げた。為替の円高や東南アジア諸国連合(アセアン)地域の売り上げ見通しの減額に伴い業績予想を下方修正している。具体的には、16年3月期の連結営業利益は3400億円から3300億円(会社予想3320億円)に見直した。採算性の高いアジア地域の車両生産は引き続き低調なうえ、自動ブレーキシステム(ADAS)分野でもトヨタ以外の拡販が、まだ道半ばとみている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)