貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9983 ファーストリテイリング

東証P
46,710円
前日比
-220
-0.47%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
46.2 7.61 0.71 0.09
時価総額 148,641億円
比較される銘柄
しまむら, 
良品計画, 
Uアローズ
決算発表予定日

銘柄ニュース

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本日の注目個別銘柄:ファーストリテ、花王、7&iHDなど


<9983> ファーストリテ 36770 +1920
大幅反発。前日に前8月期の決算を発表。営業利益は1764億円で前期比38.6%増益、会社計画1750億円を上回り、市場コンセンサス並みの水準で着地した。海外ユニクロが大幅増益となりけん引役に。今期は2000億円で同13.4%増益の見通し。コンセンサス線上ではあるが、円安による粗利益率の低下なども懸念されていたことで安心感が強まる形に。海外事業の成長期待をあらためて織り込む動きになった。

<4452> 花王 6901 +233
続伸。野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」、目標株価も6970円から8020円に引き上げている。足元では中国での子供用おむつの売上拡大が目覚ましく、中期的にもアジアの消費財の売上拡大、ビューティケア事業の収益性改善などが利益成長ドライバーになると判断している。株主還元の継続的な拡充も期待できるほか、環境や社会的課題の解決を経営目標に取り入れておりESGの観点からも高く評価と。

<3382> 7&iHD 4550 +123
反発。上半期の決算を発表、営業利益は約1945億円で前年同期比7.2%増益、会社計画の1908億円を上回る着地となった。そごう・西武、ニッセンHD、金融事業などが計画を上回ったもよう。ほぼ想定の範囲内の決算ではあるが、第1四半期の3.3%増益から増益率が高まるなど、安定した決算内容を見直す動きが優勢に。本日は株価の出遅れ感是正を目指す動きに。

<5406> 神戸鋼 805 -77
大幅反落。海外で生産する線材でも、品質データを書き換えて出荷していたことが明らかになったと伝わっている。データ改ざん問題は、アルミや銅製品のほか、鉄粉やターゲット材などでも確認されており、一段と広がりを見せる形に。信用失墜による中期的な業績への影響が懸念されるほか、ユーザーからのコスト負担要請の動きも見られ始めており、前日に見られたリバウンド狙いの動きなども手控えられる状況。

<7599> IDOM 765 +83
一時ストップ高。前日に発表した上半期決算がポジティブサプライズと受け止められた。営業利益は約25.3億円で前年同期比16.4%増益、従来予想の21億円を上回り、一転して2ケタ増益となった。小売り台数の上振れが背景となっているもよう。第1四半期の減益決算から上振れにはインパクトが強まる格好へ。収益モメンタムの好転による先行き期待も反映される状況に。

<1878> 大東建 20380 -650
大幅反落。ドイツ証券が投資判断を「ホールド」から「セル」に格下げしており、利食い売りのきっかけとなっている。なお、同証券では目標株価を17520円としている。上半期受注高は会社計画5.3%増に対して4.7%減となり、営業人員が減少していることで通期の計画達成は困難とみているもよう。PER水準が過去最高レベルにあるほか、コンセンサス予想が高いことなども格下げの背景としている。

<7240> NOK 2739 +155
大幅反発で7月18日の戻り高値水準を更新。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を3100円としている。自動車電装化が加速する中、同社のFPC事業の中心はスマホから車載へとシフトし、営業利益は17.3期の398億円から22.3期には748億円へと拡大が見込まれるとしている。自動車セクター平均並みのバリュエーション上昇を期待として業界のトップピックに位置づけ。

<3073> DDHD 3330 +504
ストップ高。業績の上方修正が買い材料視された。上半期営業利益は従来予想の10億円から16億円に大幅上方修正、前年同期は5.6億円であった。売り上げの堅調推移に加えて、継続したコストダウン効果が表面化したもよう。第1四半期の進捗率から上振れは想定内だが、修正幅の大きさがサプライズに。また、据え置きの通期予想も今後上方修正される可能性は高いとの見方に。

<8095> イワキ 478 -74
大幅反落で下落率トップ。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は11.8億円で前年同期比85.5%の大幅増益となっている。化学品事業の黒字転換が業績拡大の主因。ただ、上半期の前年同期比2.5倍に対して、6-8月期は同16.5%増益と増益幅は縮小している。足元では好決算期待が株価に反映されていたことから、短期的な材料出尽くしと受け止められたもよう。

<3376> オンリー 921 +87
一時ストップ高。前日に前8月期の決算を発表。営業利益は約5.7億円で前期比30.4%増益、従来予想の6.2億円には未達も、第3四半期までの前年同期比1.9%増からは増益率が拡大している。今8月期は7.7億円で前期比35.6%増益の見通し、首都圏での出店拡大などを見込んでいるもよう。一部季刊誌予想などを上回る水準にインパクトが先行。また、前期に続く今期4円の増配計画なども、評価を高める要因に。
《DM》

 提供:フィスコ

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