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9872 北恵

東証S
870円
前日比
+4
+0.46%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.6 0.60 3.22 28.17
時価総額 87.1億円
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決算発表予定日

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北恵<9872>---ベトナムなどへの海外展開によって業績の更なる拡大を図る


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』2月20日放送において、北恵<9872>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

ご紹介するのは、証券コード<9872>東証2部上場の北恵です。

北恵<9872>は住宅用の各種建材・住設機器の独立系専門商社です。仕入先は国内外の主要大手メーカーを含めて約2,000社にのぼります。一方で、販売先は国内の住宅メーカーや工務店などで、取引口座数は2,600社と幅広い取引先を擁しています。施工付販売や自社開発のオリジナル商品などで差別化を図っています。

2016年11月期の業績は、売上高が前期比7.3%増の508億2,700万円、営業利益が前期比8.2%増の6億3,200万円、経常利益が前期比6.9%増の7億3,400万円、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比9.2%減の4億1,800万円となりました。売上高は初めて500億円を超え、過去最高となりました。利益面では消費税増税による業績のぶれがなくなり、前期比で増益となりましたが、計画に対しても上回っており、おおむね好調な決算であったと言えます。なお親会社株主に帰属する当期純利益が減益となったのは、前期に主に投資不動産の売却益による特別利益が計上されたためです。

2017年11月期の通期の連結業績は、売上高が前期比2.3%増の520億円、営業利益が前期比2.7%増の6億5,000万円、経常利益が前期比2.1%増の7億5,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比7.4%増の4億5,000万円と予想されています。依然として住宅市場の動向は不透明ですが、北恵では施工付販売や自社開発のオリジナル商品の販売強化などにより増収増益を目指しています。

国内の住宅市場は、中期的には2017年に予定されていた消費税の10%への増税が2019年10月へ延期されたこと、マイナス金利の効果が期待できることなどから、大きな落ち込みにはならない可能性が高いですが、先行きは依然として不透明と言えるでしょう。このような環境下ではありますが、北恵では住設機器、施工付販売、さらに付加価値の高いオリジナル商品を戦略的重点商品と位置付け、これらの商品の売上高を伸ばすことやベトナムなどへの海外展開によって業績の更なる拡大を目指しています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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